| 2000シーズン開幕まであと２日。ここにきて私は１つの失敗に気付きました。今日の今日まで「カードが無い事」を理由にサインを貰わなかったルーキーの高橋尚成君ですが、よく考えたら彼のカードは手元にあります。 ってな訳であたしはBBM00PRE P128というカードの存在をすっかり忘れていたのでした。カードとしての出来はイマイチだけど、とにかく現在唯一の尚成カードだからサインを貰うならこれしかありません。そういう事で今日は尚成カードを持ってＧ球場へLet's Go! だがしかーし、到着時間が遅過ぎた為（午後１時くらい）かＧ球場に尚成君の姿は無し。何やってんだろ、俺。なお、今日も２軍選手＆１軍ピッチャー数名がトレーニングに励んでいましたが、もう既にサインを書いて貰った選手ばかりでしたね。 しばらくトレーニングの模様を見学してからあたしは室内練習場周辺へ移動。「誰か大物は来てないかな〜」とパーキングに停められた車をチェック。すると、周囲の車より一際目立つ真っ赤なフェラーリが一台。これは清原号に間違いありませんね。ちなみに24日までの清原選手は地方ナンバーの白いメルセデスに乗っていたので、このド派手なフェラーリを見るのは今日が初めて。うーん、あのメルセデスは代替車か何かだったのかな？ しばらくはそのフェラーリを遠目に見ていましたが、誰かが出てくるような雰囲気でも無かったので室内練習場パーキング出口の目と鼻の先にある一般用パーキングに停めた愛車に乗り込み時間を潰します。出口付近には野球少年とおぼしきユニフォーム姿の子供が10人ほど陣取っておりました。これはあたしにとっては実に好都合。と言うのも30過ぎのオヤジより野球少年の方が「清原ストッパー」としての効果は絶大ですから「彼等にサインを書いてくれるようならあたしも便乗しましょ」って感じで取り敢えず愛車の中からその動向を見守ります。 それから30分ほど経過。室内練習場周辺がざわめき立ちます。清原様のお帰りですね。そしてけたたましいフェラーリのエンジン音が周囲に響き渡ります。 フェラーリって車はとにかくエンジン音が凄まじいのでパーキング内を徐行していてもまるで時速100kmで飛ばしているかの様。その事もあって「こりゃムリだあ。絶対止まってくれないわ。少年達よ、お気の毒様」と思いましたね。パーキング出口からゆっくり姿を現す赤いフェラーリ、そして今日も清原選手はマッハのスピードで野球少年達の脇を駆け抜け・・・ないで停まった！ 停まった停まった停まった!! お〜い、みんな聞いてくれー！清原様が停まったぞー!! そして運転席に差し出される野球少年達の色紙へサインを書き始めた清原選手。勿論あたしも便乗させていただきました。つくづく野球少年達に感謝感謝。しかし今日も清原選手は不機嫌そうな顔をしていましたが、サインを書いてくれない時には鬼の形相に見えたその表情も、サインを書いてくれる時にはまるで菩薩のように見えるから不思議です。 しかしサインを貰ったから言う訳じゃないけど清原さん、なんだかんだ言いながらＧファンはみーんなあんたの復帰を心待ちにしてるんだぜ。早くケガを治して打って打って打ちまくれキヨマー!! |
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