その後、桑田投手の「後でな〜」に期待を膨らませつつ室内練習場周辺へ移動したものの、待てど暮らせど桑田投手は現れません。周囲のファンに聞いた所「桑田？　とっくに帰ったよ」だって。


ところで、ここまで敢えて名前は出さなかったものの、Ｇ球場には常に一人のビッグネームの姿がありました。その人の名はカズヒロ清原。オープン戦で左足を痛めてしまったので、Ｇ球場で一人別メニューをこなしているわけです。しかしながら、アメリカで肉体改造に取り組み、いい感じでオープン戦を迎えた矢先のケガですから心中穏やかな訳がありませんよね。今の清原選手には近寄り難い雰囲気が漂っています。以下は４日に及ぶ「清原ウオッチング」の報告・・

１日目、室内練習場のパーキングに現れた清原選手は多少足を引きずりつつ愛車に乗り込んだのですが、強烈な「俺に近づくんじゃねえオーラ（命名：某☆氏）」を放っており、とてもじゃないけどサインをお願いする気にはなれません。出口付近に数名のファンがいたけど、これは間違いなくノンストップだろう。　・・と、思ったらプレゼントを差し出した女性ファンの前では車を一瞬止めましたね。「あの人の隣にいたら便乗してサイン貰えたかも？」と思うとちょっと残念。

２日目、「女性ファンなら一応車を止める」という事が分かったので、この日は私もパーキング出口付近に陣取ることにしました。しかーし、この日パーキング出口に陣取ったファンはあたし一人。　「うーん、これじゃ止まってくれないぞ。一人でもいいから女性ファンが来てくれないかなあ・・」と思いを巡らせていたら清原選手登場、愛車に乗り込むとあたしの前をマッハのスピードで駆け抜けていきました。くそー、俺が絶世の美女だったら車を止めてくれるどころか乗せてくれたかも知れないのに。

３日目、この日清原選手はお付きの人が運転する愛車の後部座席に乗り込みました。こうなるともう間違っても止まってくれませんね。あたしもカードの用意さえせずに見送りました。

４日目、この日清原選手は２軍選手の昼休み時グラウンドに現れフリーバッティング敢行。グラウンドで清原選手を見るのはこの日が初めて。室内練習場パーキングでは手も足も出ないけど、グラウンドならイヤでも出入り口を通るので、ようやく接触機会に恵まれた感じです。

バッティングの様子を見ていると多少打ち損じはあるものの柵越え連発。初めはバックネット裏からその様子を見ていましたが、ちょっとライト側へも回って柵越えボールを１個ガメてきました（笑）　別に悪用はしないので「返せ」とかそういうメールは勘弁してね＞球団関係者各位

そして小一時間打ち込んだ清原選手はグラウンドから出てきました。サインをお願いしようと思ったら・・　うっ！　右手にバット２本持ってるのでお願いしてもサインが書けない。そんな訳で結局見送るしかありませんでしたね。

こんな調子でＧ球場へ行けば毎回その姿は見られるんだけど、サインを貰えるようなチャンスには全く巡り会えませんでした。これはもう清原選手に完治して貰い、絶好調になっていただかないとサインGETは無理っぽいなあ・・