| ヒマ人の私は今日もＧ球場へ出陣し、今週はこれで３日連チャン。 10時半頃到着すると、もうグラウンドでは相当数の選手達が自主トレを始めていました。確認出来ただけでも齊藤、村田のベテランバッテリー、川相、元木、清水、チョ、そして上原君というそうそうたる顔ぶれ。移籍してきた河本選手の姿も確認できます。キャンプインが近い事を物語っておりますな。 しばらくは練習を切り上げる選手もいないので、あたしも３塁側に備え付けられた木のベンチに座ってゆっくりその模様を見物。今日は極寒という話だったけど、天気が良かったのでそれほど寒くもなく実に快適。 で、こういう良い季候になるとグラウンドを取り巻くファンの人数も相当な物になります。昨日の落ち着いた雰囲気は何処へやらで、室内練習場近辺をたむろするファンも含めると300人近かったんじゃないかな？ まったく平日の昼間だと言うのに彼等は一体何の仕事してんだろ？ あ、俺もか。 しばらくボケーッと練習風景を見物していると「水曜日の男」某Ｋ氏登場。ムダ話をしつつ２人でグラウンド周辺を歩いているとチョ投手が練習を上がる模様。ちょっと小走りにライト側の出口へ移動して２枚目のサインを書いて貰いました。前回サインして貰ったのはBBM99のレギュラーだったけど、他のプレーヤーのサインがカルビーで統一されているので今回は98カルビーG-SPを用意しました。こっちの方が写真もいいもんね。そしてチョ投手は前回と同じくサインを求めるファン全ての要求に応えながら室内練習場方面へ去っていきました。 |
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しばらくするとグラウンド脇の石階段で川相サイン会が開催。あたしはもう２枚書いて貰ったのでパスしましたが、前回貰い損ねたＫ氏は川相選手からサインを貰ってましたね。それに前後して清水選手が練習を切り上げてグラウンドから出てきます。この時がもう大変。一気にファンが詰めかけ清水選手にサインを求めましたが、清水選手曰く「先に進ませてくれ。歩きながら書くから」との事なので、ファンは清水様の行く手を阻まぬように室内練習場へと続く長い上り坂をおしくらまんじゅうしながら後ずさりする、という端から見ると訳が分からない状況になりました。 あたしはいつもサインを書いて貰う寸前にペンのキャップを外し、試し書きしてからサインを貰ってたんですが、こういう状況ではそんな余裕はありません。キャップを外した状態で後ずさりすること２分余り。その後ようやく清水選手へ金ペンとカードを渡して何とかサインを貰いましたが、もうペン先が乾いてしまってまともにインクが出ず、貰ったサインの線は光の当て加減で何とか確認出来る程にかすれた物となってしまった。あうー、大失敗（号泣） |
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そのすぐ後、レフト側の出口で齊藤、村田バッテリーにサインを貰う機会にも恵まれたんですが、この時はもう金ペン恐怖症に陥っており、お２人には銀ペンでサインを書いて貰いました。まあ、昨日は金ペンだったから今回は銀で、という考えも無きにしもあらずだったんですが。ちなみに今日は２人同時では無く村田選手の方が少し早めに出てきてくれたので、昨日の失敗は繰り返さずに済みました。 |
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この頃には連日11時過ぎに現れるヒデキ松井もグラウンドで走り込みを開始。そして12時を回った頃には恒例の上原君タイム。例によってレフト側かライト側かのヤマ賭けが始まります。さて、今日はどっちだ？ あたしはレフト側へ賭けました。しかし上原君はゆっくりライト側へ向かって行きました。 「だああーー！ もう負け犬はいやじゃあーー!!」って感じであたしはライト側へ猛然とダッシュ！ さすがに１週間も通い詰めると行動が周囲より１テンポ早いので、他のファンはまだ上原君の動きに気付いていません。「よっしゃあ！ このまま行けばライト側のベストポジションを確保出来るぜ!!」と思ったその瞬間、あたしは１塁側の土手で足を滑らせ大転倒。いや、知ってる人は知ってると思うけど、ここの土は滑りやすいのよ。 こういうマヌケな光景にはあたしも何度か居合わせたんですけど、端から見ると実に滑稽極まりないものです。まさか今日は自分がその道化役を演じる事になるとは・・ しかし、上原サインGETの為にはこんな事でめげてはいられません。 全身泥まみれになりながら何とかライト側のベストポジションを確保！ 後は上原君がサインに応じてくれれば今日はあたしが勝者となります。 さすがに上原君がグラウンドを出る直前辺りになると周囲のファンも出口付近へ殺到。あれよあれよといううちにおしくらまんじゅうが始まります。そこへ出てきた上原君がファンに向かって放った言葉は・・ 「そういうことしてるとサイン書かないよ！」でした。 え゛？？ 今日はサインしてくれるの？？？ おおーーー！ 上原様の背後に後光が差して見えます!! そして上原君は順番に並んだファン一人一人にサインを書き始めました。 あたしの順番は前から10番目くらいだったんですが、その間清水選手の時に犯した失敗を繰り返さぬよう、金ペンを左手親指の爪で何度も試し書きしながら自分の番を待ちました。銀ペンでも良かったんだけど、あたしが上原君のサイン用に選んだ99カルビー#252には金ペンの方が絶対適してると思ったからですね。 そして左手親指が金のマニキュアを塗っているが如くに変貌した頃あたしの番となり、ペンとカードを上原君に差し出すと、しっかりとしたサインを書いて渡してくれました。苦節６度目のＧ球場通いでようやく手中に収めた上原サインカード。 もう一生の宝物ですな。 |
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ちなみに今日の上原君は今までと違い、軽く200人は越えるであろうファン１人１人にサインを書いてました。「今日初めて来た人は知らないだろうけど、これってメチャメチャ幸運なんだぜー！」と心の中で叫びましたね。 で、たった２度のＧ球場通いで上原サインをGETした某Ｋ氏と上原サインを比べつつ「俺の方が丁寧に書いてある」とか何とかつまらん小競り合いをしていた所、あたしにＧ球場でのサインGET法を伝授してくれた恩人でコレクター仲間の某☆氏が登場。上原サインを見せびらかし体液を絞り抜いて差し上げました（笑） グラウンドではヒデキが走り込みを続けており、取り敢えずはヒデキの練習終了を３人で談笑しつつ待ちます。 そして走り込みを終えたヒデキは例によって「後でね」と言い残し室内練習場へ。 あとは恒例のヒデキサイン会待ちとなりました。 しかし今日は平日としては異例な程にファンが多く、ヒデキサイン会開催を待って室内練習場の駐車場出口に並んだファンの数は少なく見積もっても200人オーバー！ それでもヒデキは駐車場出口脇に車を止めて全員にサインをしてくれました。しかも、待ってる我々でさえ手が悴む寒空の中、握手を求めてくるファンの要求に応えるためか手袋もしていませんでした。もうこの姿勢には敬服するばかりです。 ちなみに今日ヒデキにサインをお願いしたカードは98カルビー#085。これで近年リリースされたお気に入りのヒデキカード全てに直筆サインを貰うことが出来ました。古い物も含めればお気に入りのカードはまだあるけど、あまり古いカードを差し出すのも失礼かな？と思うので、あたしが次回ヒデキにサインをお願いするしたら2000シーズン物になるでしょうね。 |
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さすがのヒマ人も明日は用がありＧ球場へは行けないので、次回Ｇ球場出陣は金曜日の予定。土日はパスするし来週には宮崎キャンプが始まるので、あたしの連載もあと１回となる事でしょう。 |
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