2000年1月24日

実は土曜日にもG球場へ行ったんですが、もう人手がハンパじゃなく、G球場周辺を取り巻くファンの数はザッと見積もっても600人オーバー! さすがにこういう状況では選手も気軽にはサインに応じてくれず(一人に応じるとワッ!と寄ってくるので)ダメだこりゃって感じであたしも昼頃には撤退してしまいました。土曜でこれだから日曜日は勿論パス。で、今日改めて出撃の運びとなりました。

さすがに月曜日の朝ともなるとG球場も閑散としておりましたが、それでもサイン目当てのファンは2-30人いましたね。一体彼等は月曜のこんな朝早くに何してるんだろ?と思いますが、それはこっちも同じ事(笑) まあ平日の昼間フリーに動ける人間の特権って奴ですな。

取り敢えず室内駐車場前で今日の自主トレ参加メンバーをチェック。 大物で確認出来たのは上原君、江藤選手、川相選手、清水選手等々。その他若手選手が結構来てたけどこっちは良く知らない人ばかり。こんな事じゃファン失格だなあ・・

しばらく室内練習場近辺をウロウロしていたものの特に動きがあるわけでも無いのでグラウンドへ移動。で、室内練習場とグラウンドを結ぶ石階段で、グラウンドでの練習風景を遠目に見ている元木選手(今日入籍(笑))を発見。周囲にはほとんどファンもいなかったので落ち着いてサインをお願い出来ました。周囲のファンに聞いた話だと、とにかく元木選手は気分屋さんでよほど機嫌の良い時でないとサインはしてくれないという話だったので、これはラッキーでした。



99Calbee #085 元木大介


グラウンドでは上原君、江藤選手、清水選手らが走り込みをしており、あたしもしばらくその模様を見物。そこへ顔黒のちょっといい男が登場。チョ・ソンミン投手ですね。周囲のファンにサインをしていたのであたしも、と思ったけどチョ投手のカードがすぐに出せず、あたふたしているウチにチョ投手はグラウンド内へ入っていってしまった。まあ練習終わってから書いて貰うからいいや。

ちなみに今日は今までのG球場通いの中では最もファンが少なく(・・と言っても5-60来てたけど)選手にサインをねだるには絶好の環境でした。実際、5-60人いても全てのファンが選手に群がる訳では無いので、この程度の人数なら全員にサインしても大して時間を食いませんからね。しかし、そんな状況下でも練習を終えた江藤選手はファンからのサインの要求に応えてくれませんでした。何だろ? ひょっとしたら移籍後の新サインが決まって無かったりして。

また練習の様子を見物していると、室内練習場方面からヒデキ松井が登場。この人が登場すると周囲の空気が一変します。ファンも松井様の為に道を空けるのでその様子はさながら「十戒」の海割れの様(笑)

しばらくすると練習を終えたチョ投手がグラウンドから出てきたのでサインを書いて貰いました。チョ投手は石階段を上りながらお願いしてくる全てのファンにサインを書いてあげてましたね。で、ふと気付くとグラウンドに清水選手の姿が無し。裏から出ていったのかな? うーん、サイン貰いそこねた。



99BBM #82 趙成a


それからは何事もなく時間が流れていきます。今日は上原君のサインが欲しかったので完全に上原君の練習終了待ちですな。ちなみにG球場グラウンドには2つの出口があります。室内練習場への最短距離であるライト側と、車で回る形になるレフト側です。ライト側は常にファンでごった返しているのですが、レフト側にはいつも数えるほどのファンしかいません。上原君は時と場合によりけりでこの2つの出口を巧みに使い分けるのですが、人が少なければ初めの10数人にだけサインを書いてくれます。要するに、どっちかのベストポジションを確保すれば上原サインをGET出来る訳ですな。 

今までの例ではファンが一番多かった先週土曜日はライト側を突っ切り、そこそこの数だった火曜日はレフト側から帰り、雨の水曜日にはライト側で2-30人にサインを書いてくれました。果たして今日はどっち? あたしはライト側に賭けました(笑) しかし上原君はレフト側から去っていきました。なんか1:2インサート狙いでスカ引いた感じ。なお、レフト側に陣取ったファン10数名は上原サインをGETした模様。ぬぐぅ、体液があっっ!!

それからしばらくするとヒデキも練習を切り上げた模様。グラウンドから出てきた所でサインをお願いした所、「まだ練習があるから後でね」との返事。しかしこの人の「後でね」に偽りはありませんからね。他のファンもみんな納得していた様子。

グラウンドにはまだルーキーを含む若手選手達が残っていましたが、やはり大概のファンは上原君、ヒデキを追うように室内練習場周辺へ移動。あたしもご多分に漏れず室内練習場周辺へ。しかし、ここはもう選手が出てきてくれなければその姿さえ確認出来ない為、面白くないのでしばらくグラウンド周辺を散歩。2時半を回った頃に室内練習場近辺に戻って選手の登場を待ちます。

その後は「室内練習場から出ていく選手の車ウオッチング」をしていたのですが、各選手別にその対応を書かせていただくと・・

江藤智・・・ノンストップ
清水隆行・・ノンストップ
上原浩治・・ノンストップ
松井秀喜・・出口脇に車を止め、降り立って5-60人のファン相手にサイン会

こう書くとヒデキ以外の選手の対応が悪いような気がしますけど、車に乗って走り出せば普通止まりませんよ。要するにヒデキの対応が異常な程に良いんです。こういう人のファンで良かった。 

しかし、こういう人のサインをインターネットオークションに高値で売り出す輩が結構存在するって事実には全く辟易させられます。一野球ファンとして嘆かわしい限りですな。あたしは例え全てのカードコレクションを手放さなくてはならない事態に陥っても、選手にお願いして書いて貰ったサインカードだけは死んでも手放さない、という姿勢を貫き通したいものです。

ちなみに今日サインをしてもらったカードは98カルビーG-33。一昨年度リリースされたヒデキカードの中でもお気に入りの1枚です。今回のサインが今まで貰った3枚の中では最も基本形に近い形でしたね。



98Calbee G-33 松井秀喜


今日は新兵器の金ペンを使用したのですが、金ペンって銀ペンに比べるとインクの出が少々悪いのか、線がかすれてしまう事がままあるようです。流線型のサインだと綺麗な線が出るんですが、ヒデキサインみたく鋭角的な線をスピーディーに書いた場合にはどうしても線がかすれてしまうみたい。 

その後テストしてみた所、書いて貰う直前に何度も何度も試し書きして軸のインクを馴らせば早く書いても綺麗な線が出るんですが、いつ何時もそんな試し書きが許される環境でサインが貰えるとは限りませんからね。その点、銀ペンは許容範囲が広いのか、相当スピーディーに書いても線がかすれる事はないみたいです。多分、インクの特性が若干異なるんでしょう。

なお、次回G球場出陣は水曜日の予定。G戦士達が宮崎へ旅立つその日まであたしのG球場通いは続きます。
 

2000年1月25日へ続く


写真で綴るジャイアンツ球場 序章
2000年1月18日 2000年1月19日 2000年1月25日 2000年1月26日 2000年1月28日
2000年3月13-22日 2000年3月23日 2000年3月24日 2000年3月29日


戻る

メニューへ戻る