04年10月03日

サークルを広げる

相変わらず家へ帰れば犬一色の生活。一度トイレトレーニングでしつけ方を誤り、排便の兆候があればトイレへ連れて行き、そこから一歩も外へ出さない事を繰り返してたらそこが自分の居場所と勘違いしたらしく、トイレでひたすらくつろぎ排便は外で行うという逆トイレ状態に陥ってしまった。やはり数回キツく叱りつけたのが悪かったんだな。そういう訳でトイレに関しては教育方針を変え、失敗しても叱らず上手くいったら褒めちぎる事を徹底してる。でも成功率は４割くらい。まだまだだねえ・・ ところで前回web日記に書いた逆サークル方式はバリケードがお粗末な為、家を空けるのはあまりにも危険なので実行せず、結局は狭いサークル内で留守番を強いる形を続けてる。しかし当然ながらこんな事をすれば犬のストレスが貯まり教育上芳しくない。実際、HawTo本にも書いてあるストレスを溜め込んだ犬の行動（自分の尻尾を追ってグルグル回る等）が見受けられるし。 その分、家にいる時は極力フリーにしてひたすら遊ばせてるけど、家を空けてる時間の方が確実に長いので、このままじゃ犬の性格が歪んでしまう（既に歪んでるかも）。 苦肉の策としてサークルのスペースを増やすことに。取り敢えずシステムサークルをもう一つ買い、今使用してる物とジョイントさせれば居住空間が４倍になるので、少なくとも狭い場所で半日以上過ごさせるストレスだけは軽減されるかな、と。 但し、４倍ものサークルスペースを単純に提供出来るほど俺の部屋は広くない。よって犬の為に俺の部屋のベッドを撤去し、俺は別の部屋で寝る事にしてベッドの置かれていたスペースを完全に犬へ献上。以前からベッドを買い換えようと思ってた事もあり現在使用しているベッドは破棄し、そのスペースへ新たに買ってきたサークルと今使ってるサークルの合わせ技でこんなレイアウトを実践。

重りの鉄アレイが泣かせるね（笑）　ちなみにカーペット下にはブルーのビニールシートが敷いてあるのでそそうされても取り敢えず平気。暫くは部屋のベッドで横になりながらテレビを観る事が出来なくなったけど、その分ひと暴れ出来るスペースを犬へ提供。これでストレスが多少なりとも軽減出来ればと思ったものの俺はひとつ重要なポイントを見落としていた。すなわち、犬がストレスを溜め込む最大の理由は四六時中狭い所へ閉じ込められる事以上に孤独を感じさせる事だという。 そもそも群れで生活する性質を持つ犬は極端に孤独を嫌う。故にあまり長い時間放っとくとストレスから様々な行動を起こす。その一つに破壊衝動があり、矛先はサークル内に唯一置かれたトイレトレーへ向かう。まずトイレシートを引っ掻いてボロボロにし、サークル内全体に撒き散らかしてその上で大暴れするからサークル内はクソとオシッコの染み込んだトイレシートの残骸で埋め尽くされる。 ちなみに今日もメシを食うためにちょっと部屋を空けたらそのスキにトイレシートをボロボロにされてしまい、サークル内が地獄絵図と化した。今まではサークルが狭かったので処理もそれほど時間を食わなかったものの、今日からは約１畳分のスペースがあるから後片付けも大変なのよ。もう部屋に入った瞬間、怒りより激しい脱力感に見舞われたね。 なお、トイレトレーニングと並行して噛みグセと吠えグセの矯正も行ってる。吠えグセの方はいくら吠えても無視する事を徹底してるのでもう暫くすれば治まると思うけど、噛みグセの方はなかなか治まらないねえ。いくら教えても噛むのを止めないので俺ったらまたブチ切れて、かなりキツい態度で叱りつけてしまった。 ものの本によれば犬のしつけは１回叱ったら３回誉めるのが鉄則という話なれど現状じゃ３回叱ったら１回誉めるという有様。俺も少し寛大にならないとヤバいな。

04年10月10日

散歩シュミレーション

最近は買い物と言えば犬関連の物ばかり。休みの日になれば必ずホームセンターへ行きシステムサークルだのトイレシートだの、カーペットだのベニヤ板だのと間接的な物を含めれば９割方犬絡みの買い物。通算どれだけの金を注ぎ込んだのかイマイチ把握出来てないものの恐らく５万越えてるんじゃないかなあ。もはやトレカだのサングラスだのとコレクターズアイテムに金をかけてる場合じゃない。実際、近頃オークションサイトすらほとんど覗いてないもんね。そんなヒマがあったら犬の世話しろって状況なんで。 ちなみに今日は首輪とリードを買ってきて部屋の中で散歩のシュミレーションをしてみたんだけど全っ然歩かないの。足を踏ん張って進まないか、リードに噛み付き綱引き大会のいずれかって感じで。まさか散歩を教えるのがこれほど難しいとは思わなかったよ。 実際、HowTo本だけみれば何もかも楽勝に見えるんだけど、本の通りにいった事なんぞ一つもありゃしねえ。耳掃除してやりゃ聞いたこともないような鳴き声で嫌がるし、トイレ問題は相変わらずだしね。 とにかく飼い始める前に様々な人から大変だよとは聞いたものの、これほど大変だとは夢にも思わなかった。とにかく何が一番大変かと言えば放っておけない事。今は寝ちゃってるからこうしてweb日記の更新も出来るけど、起きてる時はかまってやらなきゃ何をしでかすか分からない。いや、構わないでいる事も可能なれど、そんな事したら数ヶ月後には人間嫌いの困ったちゃん一丁上がりって事になるからかまってやらない訳にもいかんのよ。 ところで昨日は獣医へ行き２度目のワクチン注射を終えたので一週間後には晴れて散歩へ連れ出せるようになる。それはいいんだけど、ペットショップへ迎えに行った時以来久々に車に乗せたら酔っちゃって大変な事になった。 行きの段階でも２回ほど吐いたものの汚物は少量だし放っとけば犬が舐め取っちゃうから気楽に構えてた。ところが帰り道、やけに大人しくなったので慣れたのかな？と思ってたら家に着く直前に大ゲロッピー。びっくりするぐらいの量を吐いちゃってキャリングケースの床一面ゲロの洪水。これ、ケースに入れてたから事無きを得たけど普通に助手席へ乗せてたらナビシートが終わってたね。ああ恐ろしや。

04年10月17日

初散歩

先週２度目のワクチン注射を済ませ、今日が晴れての散歩デビュー。天気も快晴で非常に良い散歩日和となった。初めて室内でリードを付け散歩シュミレーションした時は全く歩かず、一体どうなっちゃうんだろと思ったもののそれなりに歩いてくれたね。でも家の近所じゃやはり足を踏ん張って何度も立ち止まり、広場まで抱きかかえていくような状況だった。 家から2kmほどの所に犬の自由行動をさせるには理想的な広場があり、恐らく今後はそこへの往復が主な散歩コースになるんだろうな、と思ってる。今日は取り敢えず初日だから目的地まで歩く事よりも広場での自由行動をメインに考えた。 とにかくこの広場は全面高いフェンスで囲われた上に狭い出入り口が４箇所ほどしかなく、犬が外へ飛び出す危険性が少ない。故に地域住民の利用者も多く、朝夕の時間帯には20頭近い犬が集結してるシーンをよく見かける。 勿論、そういう時間帯にリードを外して自由行動させるのは周囲の迷惑になるから御法度だと思うけど、俺が行った時間帯は真っ昼間で誰もいなかったから犬を完全フリーにした。リードを付けたら歩かなくても、やはり広場でフリーにすりゃ自由奔放に走り回るね。ここ１ヶ月間ほとんど俺の部屋から出さなかったので、犬にとってもいい気分転換になったんじゃないの。 なお、トップ画像は前記の広場で姉貴に撮ってもらった物。いや、たまたま昨日から姉貴が甥っ子二人を連れて家へ遊びに来てたんで。画像を見ても分かると思うけど、正に郊外ならではの広大なフリースペースだね。こんな広場なんて都心じゃ考えられないよ。ちなみにこのフレーム外には甥っ子もいて、一緒に写り込んだ画像もあるんだけど個人的にそういうシーンは公開したくないから門外不出って事で（笑） で、一度広場で自由に走り回らせたらリラックス出来たのか、帰り道は結構トコトコと歩いてくれた。それでも幾度と無く立ち止まって動かなくなったから、普通に散歩出来るようになるまではもう少し時間かかるね。 しかし犬の散歩って奴は人間様も結構体力使うね。広場で犬と一緒に走り回ってたらこっちの息が上がっちまったよ。今後はこれが日課になっていくので俺の運動不足解消という意味でも一石二鳥かな。

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面識ある方々には俺が犬と広場で走り回ってる様なんぞ想像出来ないでしょ。俺だってこいつを飼うまでは考えた事もなかったよ。ちなみにウチの犬はまだアイ・コンタクト（名前を呼んだら主人の目を見る事）のしつけが完全じゃない。しかも俺ったら初散歩にサングラスしてっちゃったからアイ・コンタクトが出来ない（笑）　もうこの時点で飼い主失格かも。

04年10月22日

04年10月25日

04年10月31日

噛みグセ

朝と夜の散歩が日課となって２週間が経過。主人の歩くペースに合わせる事がまだ出来ていないものの、最初期に比べればかなり様になってきた。オシッコもウンチも普通に出来てるし、２週間目としては上出来の部類じゃないかしら。 しかしビーグル犬のスタミナはハンパじゃない。HowTo本には生後4-5ヶ月の仔犬の散歩は１日１回、数10分でＯＫとか書いてあるけどそんなもんじゃ全然満足してない様子。家に帰ってきてからも大暴れするので思いっきり疲れさせてやれと思いつつ、ランニングを交えながら１回につき4-5Kmの距離を歩いてたら犬の前にこっちがへばっちまったよ。でもホントは仔犬の時期からこんなに歩かせちゃマズいらしい（関節を痛めたりするので）。 で、初散歩以来晴天続きだったから雨の日の散歩は昨日が初めて。少しは嫌がるかと思ったら全然そんな事なくて、むしろいつもよりもはしゃいでる感じ。それはいいんだけど、雨の日の散歩は帰ってきてからのケアが大変。全身ズブ濡れになっちゃうからね。乾かすのに時間かかるので仕事の日は雨が降ってたら朝の散歩は見合わせた方がいいかも知れない。或いはその分早起きするか。キツいなあ・・

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犬を飼い始めて約１ヶ月半。ふと気付くとウチの犬も結構デカくなった。家へ迎えた時に比べたら約1.5倍位になってるんじゃないかな。この辺は下の画像と09月25日の画像を見比べれば一目瞭然。

最初は鼻先すら届かなかったバリケードのベニヤ板に前足が乗ってる。この調子じゃサークルを乗り越える日も近いな。ただ、つい先日散歩中にメスのビーグルの老犬と会ったら、大きさはウチの犬とそんなに変わらなかった。ペットショップに聞いてもオスのビーグルは結構大きくなるけどメスはさほどじゃないって言ってたから、今より少し大きくなった辺りで落ち着くんじゃないかしら。 で、今抱えてる最大の問題は噛みグセ。トイレ問題もまだ完全じゃないけど、一応トイレの認識はあるみたいだからもう一息って感じ。それ以上に噛みグセの方が深刻だね。 今までじゃれて噛んでくる事ならあったものの本気で噛む事はなかったから余裕で構えてたけど、先日散歩から帰ってきて足を濡れタオルで拭いてた時、暴れる犬を押さえつけたら思いっきり右手を噛みやがった。それこそ血が滲むほどに。 勿論、噛みグセを直すためのしつけは今日まで色々試してきてた。でもほとんど効果なかったのよ。ちなみにどんな方法でしつけてきたのか列挙してみよう。 ★マズル（鼻先）を掴んでダメ！という・・・・・・・・・効果なし ★指を喉の奥へ突っ込みオエッとさせる・・・・・・・・効果なし ★首根っこ掴んで押さえ付ける・・・・・・・・・・・・・・・逆効果 ★噛まれたら苦しんで死んだふりをする・・・・・・・・ちょっとだけ効果あり ★怒って背中に噛みつく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大逆効果 上２つはマニュアル通りの方法。これを続ける事で噛みグセが治まるとHowTo本には書いてあるんだけど全然効果が表れないので下３つのオリジナル手法へ移行していく。背中を噛んだのは猿回しが猿をしつける時にまず背中を噛み、自分がボスだと認めさせるってのを昔何かの本で読んだ記憶があり、それを応用したんだけど犬には通用しなかった（笑） それと、HowTo本や幾つかの犬系サイトを見てたら、ウチの犬は非常に気の強い奴だという事が分かってきた。そもそもビーグルを初めとするハウンド種には単独で獲物を追いかける狩猟犬の血が流れているので我が強く、しつけに苦労するという。更に気が強い犬はしつけてもなかなか覚えてくれないらしい。但し、一度覚えた事は守り抜くという利点もあるんだと。 なお、下記画像が気の強さを如実に表してる。こいつが一番お気に入りの遊びはタオルの引っ張り合いなんだけど、いつもこんな形相でウーウー唸ってる。

こういう犬を力でねじ伏せようとしても逆効果。でもマニュアル通りじゃ上手くいかない。じゃあどうすりゃいいんだ!?と模索した結果、噛んできたら俺が狂って暴れるという方法を思い付いた。要するに俺は噛まれて怒ってるんだぞ〜！ってのを極めて分かり易く体現する訳。 ちなみに俺が狂って暴れる姿はとても人様にお見せ出来ない。言葉で表せば泣いた小学生みたいに両手を振り回しながら周囲の物を蹴飛ばして回るという正に狂人そのものの行動。犬相手にいい歳こいて何やってんだろ・・と思いつつ、俺だって犬をしつける為に必死なんだよ。 で、苦労の甲斐ありこの方法が効果てきめん。今じゃ噛む仕草をみせつつも思い止まるようになり、格段に噛みグセが治まった。恐らく犬の方はやべえ・・ウチの主人、噛んだら狂って何しでかすか分からねえぞとか思ったんじゃねえの。 これで噛みグセ問題はほぼ解決したものの、こんな教育方針で今後大丈夫なんだろうか・・

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