ビーグル犬MAY01

犬を飼う事にした

諸事情により犬を飼う事にした。別に犬が欲しくて欲しくてって訳じゃなく、極めて現実的かつ深刻な問題に対する一つの打開策として、ね。詳しい事情は書きたくないから書かないけど、現在我が家には新しい家族が必要なのよ。

ただ一つ問題があり、俺って今まで犬を飼った経験が無い。昔住んでた公務員住宅は犬猫等のペットが禁止だったから、せいぜい金魚とか亀とか、インコとか文鳥を飼ってた時期があるだけ。それも小学生の頃の話だね。

立川へ引っ越した時にペット問題は解禁となり犬でも飼おうかと思ったりしたものの、お袋が反対したので結局何も飼わずに今日に至るんだけど、もはやそんな意見を尊重してる場合じゃないから黙って買ってきちゃうつもり。別に小動物嫌いって訳じゃないので慣れれば可愛がるでしょ。

で、話を戻すと犬を飼った経験が無いって事は飼い方のノウハウも全く知らないって事。ちょっとネットで調べたんだけどトイレにせよ行儀にせよ、最初の半年間のしつけが大変なんだよね。ここを怠るととんでもないバカ犬になっちゃうらしいから徹底したいんだけど、俺も毎日家にいるわけじゃないから結構難しいかも知れないなあ。なんか、飼う前からかなり憂鬱。

で、今日はネットで犬の種類を調べたり（とにかく俺は犬に関して超絶な無知野郎なので、どれが何の種類なのかほとんど知らない）近所のペットショップを見て回ったりしてた。なんとな～く、こいつかな？って種類だけは決まったので、店頭で見つけ次第明日にでも買おうと思ってる。

恐らくは、だけど飼い始めてから最初に更新するweb日記、及びトップ画像は犬ずくめの内容になる筈。犬好きには乞うご期待だけど、さてどうなることやら・・

04年09月12日

犬猫観

前回のweb日記にも書いた通り、犬を買ってしまった。但しワクチン等の問題で引き取りは一週間後。犬種については実際に飼い始めたら画像と共に紹介するからリピーター諸氏には乞うご期待って事で。

しかし誰に聞いても最初の一年はしつけがホントに大変って言うね。そういう意味じゃ今は嵐の前の静けさといった所か。実際、飼い始めたら俺の生活サイクルが一変しちゃうかも。それが不安でもあり、楽しみでもある。

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ここで俺の犬猫観をひとつ。個人的にはどっちが好きでどっちが嫌いというのはない。ただ、ガキの頃は猫の方が好きだったし、相性という点じゃ多分猫の方が合ってると思う。理由は猫を飼ってる友人知人の家へ遊びに行って猫に嫌われた例がないから。凄く人見知りする猫なのに何故お前にはなつくんだ？と不思議がられた事も一度や二度じゃない。恐らくは、だけど俺って性格が猫的（マイペースで気まぐれで臆病者、オマケに猫背（笑）で猫舌）だから同類と思われるんじゃないの。

逆に犬には結構嫌われた例があるな。５歳の頃、野良犬に噛まれた苦い思い出から始まり、高校時代の友人宅で飼ってた犬には俺がそいつの家へ近づいただけで異常な遠吠えをされるほど嫌われた。まあ、これに関しては嫌われるような事をしたのも悪かったんだけど。

ただ、実際に飼うなら猫より犬って事は昔から思ってた。その一つの理由として俺は猫の毛にアレルギーがあるから。最近はかなり治まったけど昔は猫を飼ってる人の家に入るだけで目がかゆくなったからね。それに、隣の家で飼ってる猫が俺にもなついてるからわざわざ家で飼う必要はないな、と思ったり。

で、これは憶測というか先入観なんだけど、犬って飼い主にならなければ得られない物を与えてくれる動物という気がする。勿論、猫だってそうなんだろうけど、主人に対する忠誠心とか意思表示とか、そういう物は猫より明確だと思うわけ。だからこそ、そういう事を実際に体感してみたいという欲求を以前から持ってたね。但し、その為にはまず徹底したしつけが必要なんだけど。

最近は犬の飼い方に関するHowTo本や飼い主のホームページなんかをよく見るんだけど、読んでいくうちに俺が持っていた犬の苦手な部分（噛んだり吠えたり）は正しいしつけ方によって改善されるという事が分かってきた。要するに俺を噛んだ犬も遠吠えした犬もちゃんとしつけられてなかったんよ。実際、昔から俺は小型犬ってひたすら吠えまくる動物だと思い込み苦手意識を持ってたものの、しつけさえしっかりしてればそんな事全然ないらしいし。

この辺は人間と一緒だよね。品行方正な人間もいれば凶暴な極悪人もいるわけで。そういう意味でもウチで犬を飼うなら品行方正な奴に育て上げたい。ま、そんなの理想論だけどね。ひょっとしたら徹底的に甘やかし、この世の物とは思えぬバカ犬になっちゃうかも知れないからなあ。

取り敢えずX-DAYは今月の18日。以後、ウチのweb日記は犬育成の奮闘記になってしまう可能性あり。それはいいけど、頼むから長生きしてくれよ。我が家の未来はお前にかかってるんだからな。

04年09月20日

新たなる家族

・・という訳で、こいつが前回のweb日記にも書いた新たなる家族。ハッキリ言って犬種は何でも良かったんだけど個人的に小型犬は抵抗があったので中型犬にカテゴライズされるビーグル犬（メス）を選んだ。

ところが、昨日たまたま近所でビーグル犬を散歩させてる人を見かけたら、ビーグルって成犬になると結構デカいんだね。HowTo本には15インチ(約38cm）がスタンダードとか書いてあったのに、なんか話が違うぞ。まあペットショップの話じゃ食欲旺盛でエサをやれば際限なく食い続けるらしいから、食事量を制限してやればさほどデカくならないのかもね。

ちなみに名前だけど、周囲で犬を飼ってる人の統計を取った結果、映画や小説のキャラクターの名前を付けてる人が多かったので俺もそれに習う事にした。いや、当初はウケ狙いで名前を付けようかとも思ったけど、今後公園とかへ行って大声で呼ばなくちゃいけないからあんまりふざけた名前は付けられないんで。

結局、犬が認識し易い事、発音し易い事、公園等で呼んでも恥ずかしくない事、という３つの要素を兼ね備えた名前を映画のキャラクターから吟味しMAYと名付けた（５月生まれらしいので）。言わずもがな元ネタはとなりのトトロね。サツキでも良かったんだけどメイの方が呼びやすいかな、と。俺的に結構ハイセンスな名前を付けたよな、と悦に入ってたら仕事仲間の実家で飼ってる犬の名前とカブった（笑）　まあ別に構わないけど。なお、下記画像がMAYの全身像。なんか模様が牛っぽいね。

可愛いっちゃ可愛いんだけど、今は可愛い以前に極めて現実的な問題に頭を抱えてる。何かと言えばトイレのしつけですよ。現在こいつは俺の部屋に置かれた90x60cmのサークル内で生活させてるんだけど、ちょっと目を離すと床をクソまみれにしちまうのよ。

オシッコはそこそこ覚えたらしく誉めたり叱ったりしてたらこの２日間だけでトイレスペースで済ませる事を覚えたっぽい（予断は許さないが）。ただ、クソの方はやりたい放題。これが外出中で処理が遅れるとクソを蹴散らしてサークル内はおろか周囲に至るまでクソまみれにしちまう、当然ながら臭え臭え。もはや俺の部屋は犬舎みたいな臭いになっちまった。クソッタレ！

初日はサークル内にトイレ用シートを敷き詰めてたものの、すぐ引っ掻いてボロボロにしちまうので今は普通のカーペットを敷いてる。で、クソされたら早急に処理し、消臭剤を撒く事の繰り返し。まあ、これは実際の室内飼育のシュミレーションにもなるから構わないんだけど手間かかり過ぎだわ。早くクソもトイレスペースで済ませる事を覚えてくれ～。ついでにお願いだからクソを蹴散らすのは止めてくれ～!!

ところでHowTo本によるとトイレのしつけに関して犬を厳しく叱りつけるのは御法度らしい。あんまり叱ってばかりいると排泄行為そのものを悪い事と認識し、隠れてするようになっちゃうんだと。だから失敗を叱るより成功を誉める事でしつけるんだって。

で、姉貴の弁によれば全く同じ事が育児のHowTo本にも書いてあるそうな。トイレのしつけは犬も人間も同じって事だね。

それ以外に無駄吠えや噛み癖を直すしつけも徐々に始めた。しかしトイレ問題を含め難しいのは飴とムチのバランス。あまり叱ってばかりいると性格が歪むらしいし、甘やかしてばかりだとわがままなバカ犬になっちゃう。じゃあどうすりゃいいんだ!?って感じだよ。

トイレに関してはマニュアル通りにトイレスペースでちゃんと済ませた場合は褒めちぎり、外した場合は冷たくカーペットの清掃＆消臭をするよう心がけてる。その時にじゃれついてきたら徹底無視、それでもじゃれてきたら突っぱねたりしてね。これで覚えてくれりゃいいんだけどマスターするまでに相当時間を要する気が・・

犬ネタならまだまだあるけど長編になってきたからそれはまたの機会にって事で。

04年09月25日

逆サークル方式

はい、こんばんは。家にいる時間の９割５分を犬育成に献上してる映ちゃんです。いや、これが可愛くて可愛くて遊んでばかりって事なら幸せなんだろうけど残念ながらそうじゃない。気を抜くとすぐそそうするのでトイレをしつける為に目が離せないってのが実状。

前回書いた通り、現在我が家のビーグル犬MAYは俺の部屋に置かれたサークル内で生活させてる。しかしながら本来サークルってのは犬にとっての個室的な役割を果たす物であり入れっ放しにすべき物ではない。故にサークル入れっ放しじゃ犬の性格が歪むという意見も周囲から届いてる。

それとサークル入れっ放しの弊害がもう一つある。スペースがあまりにも限られている為、折角トイレで排泄を済ませてもその上を犬がズカズカ歩いてしまいサークル内全体に排泄物が撒き散る。そもそも犬ってのは臭いでトイレを認識する動物なので、サークル全体に排泄物の臭いが染みついた時点でサークル＝トイレとなってしまい、いくらトレーニングしても意味がない・・とは言え、俺の部屋をフリーに使わせるのはまだ危険過ぎる。俺がいる時ならフリーにしてるけど、この１週間だけで何度そそうされたか分からんからなあ。

ちなみにちょっと調べたら仔犬は3-6時間に一度のペースで便意をもよおすらしい。ただ、ウチのMAYは少なく見積もっても一日10回はオシッコし、４回はクソをたれる。すなわち、何時来るか分からないデンジャラスなタイミングが24時間に14回訪れるという事。いくらなんでも全ては面倒見きれんよ。

これもHowTo本や犬飼育のノウハウを公開してるサイトに書いてある事だけど、犬が便意をもよおす際には必ず兆候があるという。曰く、臭いを嗅ぎながらグルグル回ったりするのがトイレサインだと。ところがウチのMAYは常にそんな動きをしてるからサインが全く掴めない。で、ちょっと気を抜いて犬から目を離し後ろを振り返ると・・はうあっ!!って事の繰り返し。もう先週買った消臭スプレーが底を付くわ。

取り敢えずサークル入れっ放し状態を回避する為、一つの策を講じた。名付けて逆サークル方式。すなわち、犬に部屋を開放し俺がサークルで生活するという。要するに犬のフリースペースを増やす為、立ち入って欲しくない場所にバリケードを設けるわけ。

これは仕事仲間の経験談をヒントにした方法で、ホームセンターへ行けばそれ用にシステムサークルという商品も存在する。ただ、これが結構高いんよ。俺の構想を実現する為には２万ほど費やす形になってしまうので、貧乏人の俺はこれをベニヤ板で作る事にした（それなら総額￥3000ほどで収まる）。で、以下はその実用例。ホントはフリースペース全体にビニールシートを敷き、その上に安物のカーペットを乗せて完成なんだけど。

見ての通り裏面はガムテープで貼っただけ。完全に犬の力をナメてるな（笑）　これで一応犬のフリースペースが約２畳分となったけど、ベニヤで覆っちゃったもんだから閉塞感は倍増したらしく犬が全然落ち着かず、バリケードにドッカンドッカン体当たりしてくる。その度にベニヤがデカい音を立ててうるせえうるせえ。

更にこの状況下でフローリング部分にオシッコ４回、クソ２回され最後の最後は俺もブチ切れた。トイレトレーニングで失敗しても叱っちゃいけねえって事は分かってるんだけど歯止めが利かず、画像手前のベッドからベニヤを飛び越えて思いっきり叱りつけた。当たり前だけど犬がおびえて鳴く鳴く。その後暫く半ベソ状態だったけど今は扉を閉ざされたサークル内で丸まって寝てる。まずいなあ・・　こんなしつけ方じゃ将来ロクな犬に育たねえぞ。ちょっと反省。

こんな調子で犬にかかりっきりの日々を送ってる為、現在俺にメール等いただいても返事はほとんど出せません。悪しからずご了承下さい。

【追記】
今日初めて知ったけど、犬もイビキかくんだねえ・・

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