07年11月の日記

過去の日記

07年11月03日

新作やくざハンター完成。但しこれは893239納品バージョンで、後に音楽を差し替える予定だから私的完成度は95%といったところ。でもこれってほとんど個人的な拘りなので、受け手の印象は音楽を差し替えてもさほど変わらなかったりするのかもね。

ちなみに音楽差し替え最大の理由はトランペットの音。納品バージョンでは打ち込みで作って貰った音を使用してるものの、やはり生演奏に比べると無機質な印象がある。音楽自体は良い仕上がりだから、曲はそのままにトランペットの音を生と差し替えるだけで重量感は５割り増しになる筈・・つー訳で、トランペット奏者の人を連れてきて再録予定。もう納期は関係ないから慌てず騒がず作業するつもりだけど。

で、以前書いた通りこの作品は893239 スペシャルBOXの映像特典なので興味がお有りの貴兄は買って観て下さい。本編はレンタルされてるけど特典ディスクはセル・オンリーなので残念ながらレンタルされません。私的には俺らの作品もレンタル屋へ並べて欲しかったけどねえ～

内容については観る人の判断に委ねるけど、まあ良く出来たと思ってますよ。'70s東映アクション物のスタイルをベースにしつつクライマックスはセルジオ・レオーネ。で、ところどころバカネタが入る基本シリアスなバイオレンスアクションポップムービー。

作り手としてはバカネタ部分がお気に入りで、編集中もひっくり返って笑いながら繋いでた。あ、言っとくけど決してコメディじゃないので誤解なきよう。ネタがバカでも演出はシリアス路線で統一してます。Ｎ平氏と俺の映画愛をあらんかぎりにブチ込んだ血と汗と涙の結晶なので楽しんでいただければ幸いです。

07年11月07日

ヤフオクで落札したアストロ球団を通勤途中に読んでるものの、信じ難い事に実写ドラマの方が俺的にツボ。このテのドラマが原作を凌駕した例を見たのは初めてかも知れない（勿論俺にとっては、だけど）。

俺がこのマンガをガキの頃に読んでない事もあるけど、徹底的にバカな事を実写でクソ真面目に描いてるから良いんだろうな。球八が球七を放り投げる時のワイヤーアクションとか、ロッテ戦で球八の打球に吹き飛ばされるモンスター・ジョーのCG合成とか、稚拙で滑稽なんだけど言いようのない魅力がある。まあ観る人によってはチャチな特撮じゃんで終わっちゃうんだろうけどね。

実際これがカルト化してて、つまらないとか言ってる人も多いけど好きな人は大絶賛してる。勿論俺は絶賛派ね。もう、こういうバカなドラマはジャンジャン作って欲しいもんだ。ちなみに実写版アタックNo.1もかなり良いらしいけど今のところ未見。

07年11月14日

９月から10月末日まで、休みの日は全て新作の準備、撮影、後処理に費やしてたものの完成してしまえば当然ながら時間に余裕が出来る。実際、この２ヶ月間は非常にハードな日々だったけど充実してた事は確かで、やる事がなくなってしまうと一抹の寂しさを感じる。

で、11月に入ってから休みの日は買い物したりパチンコしたりボケ～ッとしたりって感じで過ごしてたんだけど先週Ｎ平氏と飲んだ時に予告編を作ろうという話が持ち上がり、そこからまたハードワークが復活。こうなるとボケボケ過ごしてた休みが恋しくなったり。まったく人間って奴は無い物ねだりの激しい生き物だわ。

で、夜勤の谷間に作業を続けて今朝ようやく完成したので公開に踏み切ります。本編もそうだけど、70年代東映アクション映画好きには楽しんでいただける仕上がりになっております。

しかしここ1-2年で動画配信を巡る環境は飛躍的に進歩したねえ。数年前までmpeg化した動画ファイルをプロバイダーのサーバースペースに置いたりしてたけど、今はYouTubeはじめ大容量の動画をアップ出来るサイトがゴロゴロしてるもんね。

・・つー訳でYouTubeにアップしてみたんだけど、どーいう訳か画と音が少しズレてしまうので結局はウチのサーバースペースへ置きました。まあ容量には余裕あるんで・・

やくざハンター予告編(WMV　約9MB)

07年11月18日

ヤベえ、実写版アタックNo.1面白え。しかも毎回毎回あざとく泣けるシーンを含めやがるもんだから電車で観ると激ヤバ（笑）　俺って昔からスポ根系の泣けるシチュエーションには弱い奴だったけど、この歳になって更に涙腺緩くなったかもしれん。

ちなみに今朝仕事帰りに観てたのは努君が事故で病院に担ぎ込まれる所まで。ここから先を電車で観るのは自殺行為だから（笑）続きは自宅で一人さめざめ泣きながら観る事にする。

俺もアタックNo.1と言えば正にリアルタイム直撃世代で、本放送をかなり熱中して観てた。だからこそ無条件に楽しめちゃう部分はあるけど、逆に言えばオリジナルをよく知ってるからシビアな評価も下せる。そんな俺をここまで没頭させるんだから、これはもうドラマとして優れてる事を認めるしかない。

とにかく脚色と構成が巧み。現代を舞台にしつつアニメじゃ100話以上に及んだエピソードの数々を上手い具合に取り込んで全11話の連ドラに凝縮してる。まだ８話しか観てないけど、まあ途中で失速する事はないでしょ。

役者の事を言えばこずえ役の上戸彩やみどり役の酒井彩名、八木沢香役の宮地真緒とかさとみ役の加藤夏希辺りはスタイリッシュ過ぎる感があるけど、三条美智留役の東野凪子と大沼キャプテン役の大友みなみはいいねえ。正に強気の女アスリートって感じで実にいい顔してる。好みもあるけど俺は惚れた（笑）

なお、アストロ球団と違ってこちらはほとんど試合内容が描かれず、むしろそれまでの過程をじっくり描いてる。要はエースをねらえ！の原作的な構成だね。だからアニメの三位一体攻撃とか魔球の数々に魅了された人にとっては物足りなさがあるかもしれないけど、そこまで描こうとしたら最低でも26話必要になっちゃうから11話完結と考えたら良い出来じゃないかな。取り敢えず姉貴には薦めるわ。

07年11月22日

先月末のＧメン75から始まりアストロ球団、アタックNo.1、エースをねらえ！と最近はＴＶドラマばっかり観てる。この１ヶ月だけで41話分プラス特番１本か。映画鑑賞は完全休止状態だけど映像作品には変わりないし、パチンコに狂うよりは遥かにマシかな、と、

で、この半年間徹底的に酷使した為かポータブルDVDプレーヤーのメインスイッチがおかしくなってしまい昨日ドック・イン。戻ってくるまで10日はかかるだろうから暫く通勤途中のDVD鑑賞も休止を余儀なくされた。その間は保留しっぱなしの本でも読みましょうかね。

しかし近年テレ朝が制作した３本のスポ根マンガ実写シリーズはどれも非常に好感が持てる内容だった。今の世代にどれだけ受け入れられてるのか知る由もないけど、俺ら世代にとっては懐かしさもあり素直に楽しめる。ハリウッドでのスパイダーマンやキングコングのリメイク同様、俺らの世代がイニシアチブを取り思い出の作品を現代に蘇らせたって事でしょ。真新しさはないものの、俺的には悪い流れじゃないと思ってる。

ただ、スポ根以外のマンガ実写版は観る気しない。その後もテレ朝じゃめぞん一刻とか生徒諸君とか作ってるけどあまり琴線に触れない。やっぱスポ根でしょ。希望的観測で言えば今後は逆境ナインとかリングにかけろ！とか、その辺のブッ飛び系マンガを実写化して欲しいな。あと、絶対無謀だけどあしたのジョーね。もう悲惨な事になるのは目に見えてるけど取り敢えず観てみたい。つー訳で今後のテレ朝ドラマにちょっと期待。

07年11月26日

ヤフオクで落札したアタックNo.1の原作を読んでたらアニメの方も観たくなり東京ムービーON LINEを利用し数話鑑賞。ここだと１話観るのに￥100かかるから不経済だけど、まあ観たい時に観たいエピソードが観られるので便利と言えば便利か。ついでにぱちんこアタックNo.1やったら等価店で９連して先月分の負けを完全に取り戻した（笑）　つー訳で最近は何を今更のアタックNo.1漬け状態。

さておき、原作とアニメを比較すると原作はとにかく展開が早くてサクサク進む感が非常に心地良い。その分、各エピソードの印象はあっさり系だけど何しろアニメは全104話もあるから物語を確認したいだけなら原作を読んだ方が早い。

で、実写ドラマに目を向けると、ほとんどオリジナルと言っても差し支えのない内容ではあるものの、原作のちょっとしたエピソードを大きく広げて物語の核へ持ってきたりと、かなり巧妙なシナリオ作りが成されてる。シナリオライターは細かく原作をチェックした上で現代にも通用する脚本へ仕上げていったんだろうな。

で、この脚色部分が原作に忠実なアストロ球団やエースをねらえ！との相違点で、原作と全然違うじゃんって事で難色を示す人も多いみたい。俺は原作に忠実なのも良いけど枠組みだけ活かして別物に仕上げる巧みさも捨て難いと思ってるからこの３作品にはどれも好印象を持ったけどね。

さておき、あと２冊でアタックNo.1の原作も読み終わるから、そしたら通勤映画鑑賞復活予定。既に観るべきDVDが手元に10数本という状態だし。ちなみに修理に持ち込んだBLUEDOTのポータブルDVDプレーヤーはたった３日で完調になって戻ってきた。まったく素晴らしいサポート体勢だわ。

07年11月30日

ここのところ休みの日でも何らかの予定があってバタバタ動き回ってたものの昨日今日は一切予定が無く、家でゴロゴロ寝ながらDVDを観るという正真正銘の休みを満喫してる感じ。丁度手持ちのDVDにエロシーンを多く含み、とてもじゃないけど電車では観られない映画が数本あったから、これを消化するにも都合のよい休みとなった。

ついでに最近サボりがちのweb日記更新もしてるわけだけど、周囲を見渡すともう完全に主流がブログへ移行してる。まあHTMLと比べて利点も多いんだろうけど、ホームページビルダーでの更新ならブログとさほど手間は変わらないので俺は未だにHTMLでやってる。

まあブログなら携帯からも更新出来るから便利と言えば便利なんだけど、俺って相変わらず携帯でテキスト作るの遅いからそこに旨味は見出せない。でもブログが入り口だった人にとっては一定のPC以外更新不可というHTMLは不便で仕方ないのかも。確かにしょこたん☆ぶろぐに代表される日に数十回更新なんて芸当は不可能だし。

俺も一時期パチンコ収支記録にブログを使ったものの今は放置状態。ただ、今後そこに旨味を見出せるようになればHTMLからブログへの移行もあり得る。今のところは不都合ないから暫くこのままだと思うけど。

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