これが問題のクラリスフィギュア。出来は悪くないけど￥2800費やしてまで欲しい物じゃないッス。
コレクター地獄通信
01年７月５日
地元のビックカメラで見てはいけない物が目に飛び込んできた。それがバンダイHGルパン三世５のガシャポンマシーン。ここしばらくガシャとは無縁の平穏無事な生活を送っていたので完全に不意を付かれてしまった。
ちなみに全６種のラインナップには「クラリス・ド・カリオストロ」ってのが１つ混じってる。あの冒頭のカーチェイスシーンで湖畔に落下したルパンを仮縫いのウェディングドレス姿で介抱するシーンの再現フィギュアですな。
う〜ん、いいねえクラリス。あたしゃエピローグの「泥棒はまだ出来ないけどきっと覚えます」っていうクラリスのセリフが好きでねえ・・ クラリスというキャラクターの可憐さと一途さを実によく表した名言だと思う。
それはさておき、こういう一番人気が極めて明確なラインナップほどあたしにとって危険なアイテムはありません。クラリス出るかな〜？と、軽〜い気持ちで取り敢えず１回だけ回してみたら姿を現したのは銭形突撃隊。
ムカッ!と頭に血が上り、あとはみなさんのご想像通り・・
銭形警備隊・・・・・・・・・・・・・３
グスタフ・・・・・・・・・・・・・・・・３
ルパン三世・・・・・・・・・・・・・３
銭形警部・・・・・・・・・・・・・・・２
峰不二子・・・・・・・・・・・・・・・２
クラリス・ド・カリオストロ・・１
計14回・総額￥2800也
これは一体どういう事なんでしょうか？（号泣）
とにかくクラリス以外には全く用が無いので他は全てYAHOO!オークション行き決定。しかし、こうも同じ過ちばかり繰り返していると我ながらお前には学習能力が無いのか!?と思ってしまう・・
これが問題のクラリスフィギュア。出来は悪くないけど￥2800費やしてまで欲しい物じゃないッス。
01年８月２日
いや〜、嬉しいねえ・・ ホントに嬉しい。正に30年来熱望して止まなかったこいつを遂に入手しました〜!!
| タカラ 変身サイボーグ１号 シルバーバージョン |
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「ネオ」じゃねえぜ！ 俺がガキの頃に遊んだ正真正銘オリジナルのサイボーグ１号だぜい!! ちなみにお値段は￥16000。常人にはお前、気違いか!?って言われそうな額を投入しちまいましたが、社会人的には３日分の飲み代程度の散財でしょ？ それでガキの頃の苦い思い出が精算出来るんだったら安いもんよ。
ちなみにコンディションは中の下くらい。各箇所にクラックも入ってるし、膝間接のフラ付きがかなり酷いので上手くバランス取らないと自立も難しい状態だけど、俺的には腰のゴムヒモさえ健在なら万事ＯＫ!! これはもう一生の宝物として大事に大事に持ってる事にしましょ。
ちなみにこのサイボーグ１号には様々なバリエーションがあって色違いとか初期型とか仕様によってレアリティが異なるんだけど、あたしゃその辺は全然拘ってない。30年前にあたしが買って貰ったサイボーグ１号と同等の物で欠品さえ無ければ文句無し！ これで色違いを度外視すれば変身サイボーグ、キングワルダー１世、少年サイボーグ、サイボーグジャガーと全種揃ったのであたしがガキの頃から夢見ていた変身サイボーグ１号シリーズコレクションは完結しました〜！
いや〜、気分がいいねえ・・ これこそ正にコレクター冥利に尽きるって奴です。ちなみにこれを読んで俺も欲しい！と思った方はここをクリック！ ８月５日20:30までの限定ネタだけど、こいつへ入札して君もボクの仲間にならないか!?
01年９月９日
| フライングパブリッシャーズ ZKC-001 頭脳警察１／頭脳警察 |
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噂には聞いていた頭脳警察ファーストのCDでごさいます。発売日とか全然未チェックだったんだけど、気まぐれにYAHOO!オークションを覗いたら出品されてて「あ！もう出たんだ」と思って昨日は地元のCDショップを探し回ったものの何処の店にも在庫は無し。今日も新宿で広範囲に渡って探したんだけど出会えなかった。ようやく池袋で見つけたけど、そんなに売れてるのかな？ 単に品数が少ないだけのような気もするけど。
しかし、まさかこんなCDが普通にリリースされる日が来るとはねえ・・ いい時代になったもんだ。
ちなみにこれをご存じない方の為に少々解説すると、こいつは本来1971年にリリースされる筈だった頭脳警察のファーストアルバムなんですが、歌詞があまりにも過激で発禁（正確に言うと発売中止）になってしまった。その後PANTA自身の手によって600枚のみプレスされ自主制作という形で世に出た代物。YAHOO!オークションで出品されてるのを時折見かけたけど、落札価格が常に￥50万以上(!!)という正真正銘の激レア盤。大枚はたいて入手した人には気の毒な話だけど、このCD化でオリジナルのプレミア価格も少しは落ち着くでしょ。
内容は以前入手した録音テープが手元にあるから良く知ってたけど、音楽的にはロックというよりフォークに近く、歌詞を除けば非常にソフトタッチ。ちなみに頭脳警察って本来５人編成のロックバンドだったものの、たまたまこのアルバムをレコーディングした時期にバンド内でいざこざがありメンバーがボーカル＆ギターのPANTAとドラムのTOSHIだけになってしまった。仕方ないのでアコースティック編成でレコーディングしたらこれが頭脳警察のパブリックイメージとして定着してしまったという逸話があります。実際、２人編成だった時期って半年足らずらしい。
俺自身は頭脳警察じゃ「悪たれ小僧」ってアルバムが一番好きなんだけど、この「頭脳警察１」はそれとは別に時代の息吹が感じられるというか、正に激動の時代の象徴然としてて実に重みがある。日本ロック史上最も過激なアルバムとかそういうイメージに捕らわれ過ぎると肩すかし食らうと思うけど、時代を代表するアルバムという意味じゃこれ以上の物は無いと思うよ。興味のある方は一度聴いてみるのも一興かと。
